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キュアハンズ大森 の日記

湿気を東洋医学的に考える!

2012.07.02

7月となりました!でもあいにくの空模様で、もうしばらく梅雨が続きそうです。

日本は海に囲まれているため、もともと湿気の多い国ですが、この時期は特に不快に感じてしまいます。

そんなためか、この不快で嫌な湿気のことを、東洋医学では湿邪(しつじゃ)といい病因(病気の原因)となると考えました。

この病因は、体の内側から現われてくる内因(ないいん)、体の外側から入ってくる外因(がいいん)、それ以外で内因と外因のどちらにも分類出来ない病因を不内外因(ふないがいいん)と言います。

湿邪はもちろん外因の一つに分類され、邪気(じゃき)とも言われます。

この邪気に対して、人間の生命力や自然治癒力、抵抗力のことを正気(せいき)といいます。

湿気は邪気というくらいなので正気に影響を与える因子ですが、通常の湿気とは、『しっ気』と書くように季節性の自然界の『』ですから悪いものではないのです。

ではどういう場合、外因となるのでしょうか?

それには2つのケースがあって、1つは異常気象などにより通常より湿気の勢いが強い場合。

2つめは湿気の勢い自体は通常通りですが、こちら側の正気が何らかの原因により低下していて、湿気に抵抗出来ない時に病因になると考えます。

ここで重要なのは、異常気象でも起きない限り湿気は病因にならず、むしろこちら側が正気の低下を起こさなければ、湿気は病因にはならないという考え方です。

そのためには、どういうことが「正気の低下」を起こしてしまうかを知る必要があります。

続く・・・?

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